詳しくは診察時にお問い合わせください
発情について
犬の発情 | メス犬は生後6ヶ月を過ぎて体の成長が一段落すると最初の発情を迎えます。 発情期になると陰部から出血が見られ、あちこちに尿をするようになります。 この尿に含まれるフェロモンによってオス犬が引き寄せられ、散歩のときに後をついてきたり、高い塀を乗り越えて庭に入ってきたりするので注意が必要です。 また、発情後妊娠していないのにまるで妊娠しているかのような状態になることがあり、これを偽妊娠といいます。だんだんおっぱいが張ってきて、中には母乳が出ることもあります。ぬいぐるみなどを持ち出して子育ての真似事をする犬もいます。 |
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猫の発情 | お正月を過ぎた頃から2月くらいにかけて、昼間に猫の追いかけっこを見かけたり、夜中に赤ちゃんが泣くような声や、ケンカする声を耳にすることが多くなってきます。 本格的な猫の発情シーズンがやってきたサインです。 この時期になると、異性を求めて普段よりも行動範囲を広げるため、交通事故や迷子になってしまう猫も増えます。 本来、メス猫の発情は日照時間の影響を受けるため季節性があります。 しかし、日光だけでなく蛍光灯などの照明の影響も受けるため、夜でも明るい現代ではほぼ1年中発情を示す猫も多くなっています。 |
イヌ | ネコ | ||
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メス | 避妊手術が可能になる時期 | 生後6ヶ月以降 | 生後6ヶ月以降 |
発情期 | 小型犬:約半年に1回 大型犬:約1年に1回 |
ほぼ1年中 (ピークは1~2月頃) |
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発情中の特徴 | 陰部からの出血 (約3週間続く) オシッコを何回も、あちこちに するようになる |
外に出たがる 落ち着きがなくなり、低い姿勢でスリスリしたり転げ回ったりするいつもと違う低い声で鳴く 犬と違い、陰部からの出血はない |
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妊娠期間 | 約2ヶ月で出産 | 約2ヶ月で出産 | |
出産後、次回妊娠がいつ頃できるか | 次の発情期までは妊娠しない (約4ヵ月後) |
子猫が離乳すると、すぐ妊娠できる (通常約1ヵ月後) 1年間で、多い場合だと4回くらい出産が可能 |
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オス | 去勢手術が可能になる時期 | 生後6ヶ月以降 | 生後6ヶ月以降 |
発情期 | メスの発情に興奮して発情 (1年中) |
メスの発情に興奮して発情 (1年中) |
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発情中の特徴 | 食欲がなくなる 発情中のメスの臭いをしつこく かいで、とても興奮する いつもと違う散歩コースに行きたがる |
外に出たがる ケンカすることが多くなる いつものテリトリー以上に動き回る |
不妊手術について
不妊手術は世の中には望まれずにして生まれる子犬・子猫をなくすために重要になってきています。
そして、繁殖を防ぐ為だけではなく、さまざまな病気の予防、問題行動を減少できたりするのです。
ノラ犬、ノラ猫を増やさないためにも不妊手術をオススメします!
不妊手術のメリットとは?
- 【猫の場合】
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- ・ ケンカの減少→攻撃的行動がなくなる
- ・ スプレー行動、性的ストレスの減少
- ・ 性格がおとなしくなり飼いやすくなる
- ・ 発情期のうるさい鳴き声が落ち着く
- ・ 外出が減るため、交通事故や伝染病にかかる機会が減る
- 【犬の場合】
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- ・ 性格がおとなしくなり、飼いやすくなる
- ・ 発情による出血(生理)がなくなる
- ・ 性的ストレスの減少
- ・ 伝染病の予防
性的ストレスの減少とは?
発情に伴う食欲の低下・落ち着きがなく、ソワソワすることがなくなります
どんな病気を予防できる?
- ・ 最初の発情が来る前に行うと、乳腺腫瘍になる確率が低くなるという報告があります。
- ・ 子宮・卵巣の病気にならない
- ・ 男性ホルモンが関わる病気になりにくい(前立腺肥大、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫など)
不妊手術について
体重 | 手術料金 | 退院日 | |
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オス犬去勢 | ~10Kg | 19,800円 | 当日 |
10Kg以上 20Kg未満 | 25,300円 | ||
20Kg以上 30Kg未満 | 30,800円 | ||
30Kg以上 40Kg 未満 | 36,300円 | ||
メス犬避妊 | ~10Kg | 29,700円 | 当日 |
10Kg以上 20Kg未満 | 35,200円 | ||
20Kg以上 30Kg未満 | 40,700円 | ||
30Kg以上 40Kg 未満 | 46,200円 | ||
オス猫去勢 | 15,400円 | 当日 | |
メス猫避妊 | 22,000円 | 当日 |
手術までの流れ
~生後6ヶ月になったら手術ができます~
※メス犬の場合、発情出血中(約3週間)は、手術できません
オスの去勢、メス猫の避妊 | メス犬の避妊 |
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前日までにご予約下さい。(お電話でもOKです) ☆過去1年以内に混合ワクチンを受けていない場合、まずはワクチン接種にご来院ください! |
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①手術前日の夜 10時以降は、フードを与えないで下さい。 ②手術当日の朝 9時以降は、お水も与えないで下さい。 |
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午前の診察時間の9時から12時の間のなるべく早い時間にお連れ下さい。 来院前になるべく、排便、排尿を済ませてあげてください。 |
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2名以上のスタッフが常時ついています。 麻酔のモニターなどで呼吸数や心拍数の管理も行っております。 より安全な手術のため、血液検査、レントゲン検査を受けることもできます。 |
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日帰り 当日のPM4時~PM7時にお迎えにいらしてください。 |
1泊入院 翌日の午前か午後の診察時間にお迎えにいらしてください。 |
猫去勢:再診はありません。 犬去勢・猫避妊:約7日後に術部チェックの為再診となります。 基本的には術後衣やエリザベスカラーは必要ありません。 |
約7日後に術部チェックのため再診となります。 基本的には術後衣やエリザベスカラーは必要ありません。 |
麻酔について
注射とガスで麻酔をかけます。手術は麻酔が効いて動物が眠り、痛みを感じないうちに行います。
飼主様も家族の一員のワンちゃん、ネコちゃんを預けて不安な事と思います。
手術中は常時2名以上のスタッフが麻酔のモニターなどで呼吸数や心拍数の管理を行っております。
少しでも麻酔によるリスクを減らすために、術前の検査(血液検査、レントゲン)をすることもできます。
また体調が不安なときは事前の診察をおすすめします。
オス猫の去勢手術
全身麻酔で眠っている間に、陰のうを切り、精巣を摘出します。
オス猫の場合、皮膚は縫いません。
去勢手術は手術時間が短いため、当日の午後の診察時間に退院できます。
手術後の注意
手術部位を舐めこわしたり、痛みや腫れなどが気になる事があれば、ご相談ください。
メス猫の避妊手術
全身麻酔で眠っている間に卵巣のみ摘出し、皮膚を溶けて消える糸で縫合します。
猫の避妊手術は手術時間が短いため、当日の午後の診察時間に退院できます。
【手術後の注意】
- ・基本的には術後衣やエリザベスカラーは不要ですが、手術部位を舐めこわしてしまう場合は必要になります。(傷口が開いてしまうと再手術になってしまいます)。
- ・痛みや腫れなど、気になるようなことがあればご相談下さい。
オス犬の去勢手術
陰茎(ペニス)の根本あたりを切って精巣を摘出し、皮膚を溶けて消える糸で縫合します。
去勢手術は手術時間が短いため、当日の午後の診察時間に退院できます。
【手術後の注意】
- ・基本的には術後衣やエリザベスカラーは不要ですが、手術部位を舐めこわしてしまう場合は必要になります。(傷口が開いてしまうと再手術になってしまいます)。
- ・痛みや腫れなど、気になるようなことがあればご相談下さい。
メス犬の避妊手術
全身麻酔で眠っている間に卵巣のみ摘出し、皮膚を溶けて消える糸で縫合します。
避妊手術は去勢手術よりも手術時間が長いため、麻酔が覚めるのにも時間がかかります。
そのため、体重が10kg以上の子は病院に1泊します。(10kg以下の子は当日退院出来ます)
【手術後の注意】
- ・基本的には術後衣やエリザベスカラーは不要ですが、手術部位を舐めこわしてしまう場合は必要になります。(傷口が開いてしまうと再手術になってしまいます)。
- ・痛みや腫れなど、気になるようなことがあればご相談下さい。